V-RECS〈SG〉とは
〈耐震+制震〉の相乗効果
東日本大震災の教訓のもと、政府は想定されるM9.1の南海トラフ巨大地震に備え、建物の徹底した耐震対策を呼びかけています。こうした中、倒壊被害の回避をめざす従来の住宅耐震基準だけでなく、地震エネルギーを制御する制震技術が注目されています。地震による実際の住宅被害は、倒壊しなくても揺れにより接合部が損傷したり、繰り返す余震で被害が拡大して住めなくなることもあるからです。BXカネシンのV-RECS〈SG〉は、耐震力と制震力の相乗効果で、本震の揺れだけでなく繰り返し襲ってくる余震の揺れにも対応し、大切な家族、資産、暮らしを守ります。
耐震
筋かい等の耐力壁を配置し、建物を強くすることで地震に耐える構造。

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建物が地震エネルギーをそのまま受け止めるため、揺れは大きくなりやすい。
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建物の倒壊を防ぐが、壁などに損傷を受ける可能性がある。
耐震+制震
耐震構造に制震装置をプラスすることで地震の揺れを吸収・抑制する構造。

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制震装置が地震エネルギーを吸収するため、耐震構造のみと比べて揺れは小さい。
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建物の倒壊を防ぐだけでなく、壁などの損傷も抑えることができる。
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建物の復元力が高いため繰り返す余震に効果的。