CSセンターが疑問を解決

No.21 2018.11.06

木質のI型ジョイストに使える金物はありますか。

「PS-Iハンガー」があります。
PS-Iハンガーの施工しやすさと耐力向上の仕組みについて製品形状の視点からご説明します。


①ボルトやナットが納まる形状
金物背面を山形形状にすることで、ボルトやナットが金物内部に納まります。そのため、支持梁側の金物取り付け面にホゾや座掘りの加工が不要で、加工手間や断面欠損を少なくすることができます。


②変形を考慮した底板
底板の板厚を両側より薄くすることで、力が加わったとき金物が適度に変形し、I型ジョイストへのダメージを軽減させることができます。


③ガイド&耐力向上となる上蓋
施工時に上蓋がガイドの役割を果たし、I型ジョイストが所定の位置に入りやすくしています。
さらに、金物変形が進むと上蓋が木材に食い込み、より強固に木材が固定され耐力向上に繋がります。


④座屈変形を抑制する折り曲げ部
力が加わった時に2か所に設けた折り曲げ部がI型ジョイストのウェブ部を両側から挟み込み支えることで、座屈変形を抑制します。


PS-Iハンガー耐力試験
型番 短期基準接合せん断耐力
PSIH356 8.9kN(4.4kN)
PSIH508 9.1kN(4.5kN)
※( )内、長期基準耐力 短期基準接合せん断耐力の1/2で算出
※支持梁はオウシュウアカマツ集成材 E105-F300以上
 

※施工方法等、詳しくはBXカネシンホームページの製品情報をご確認ください。

PS-Iハンガーのホームページはこちら

BXカネシンCSセンターへのお問合せ

TEL. 03-5671-1077

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