CSセンターが疑問を解決

No.32 2019.08.01

LVLに対応した梁受け金物はありますか。

プレセッターSUがLVLにご使用いただけます。
金物工法「プレセッターSU」をLVLに接合した場合の接合部耐力を明確にするため、一般財団法人日本建築センターのBCJ評定を取得しました。今回はご使用いただける製品などをご紹介いたします。

<対応製品>
今回の評定で耐力数値が明確となったものは、下記製品です。梁受け金物だけでなく、ホールダウンパイプや柱脚金物も含まれます。
 
プレセッターSU梁受金物 PS-10SU
PS-18SU
PS-24SU
PS-33SU
PS-39SU
PS-54SU
ロールパイプ  RP-10
RP-10(+)
PZホールダウンパイプ PZ-HDP-20
フレックスパイプ FP-140
FP-260
プレセッター柱脚金物(一体型)  PS-OPSU
高耐力柱脚金物45 PS-BP45


<LVLの規格・等級>
対応するLVLの規格・等級は以下の通りです。
柱、土台 JAS特級 90E-335F/45V-38H以上1)

梁せい510まで
JAS特級 100E-375F/45V-38H1)

梁せい540~600
JAS特級 100E-375F/55V-47H1)
1)A種 構造用単板積層材

<LVLの繊維方向>
LVLは切削された単板の繊維方向を同一方向に並べ接着された材料のため繊維方向が存在しますが、本評定の対応製品は繊維方向に関わらずご使用いただけけます。



<試験仕様と耐力数値>
今回の評定では、柱・土台を含め全てLVLを用いた仕様としています。試験は既存製品と同様に、引張・せん断・逆せん断※1を実施して耐力数値※2を明確にしています。下図は実際に行った試験の様子です。
※1 PS-10SU、PS-18SU、PS-24SU、PS-33SUのみ
※2耐力数値はBXカネシンホームページ ユーザー専用ログインページのデータダウンロードより取得いただけます。


 


 

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