CSR/環境ビジョン

BXグループのCSR

BXグループでは、「進化する快適環境ソリューショングループ」を基本テーマに掲げ、事業活動を行っています。BXグループの社是・経営理念には、「お客様の幸せ」という創業者の思いが込められており、この思いを従業員と共有することで、社会と共に持続的に成長できるよう、BXグループはさらに進化し続けます。

BXグループ環境ビジョン

BXグループがめざす未来は、誰もが美しい青空を見上げることができ、快適な環境のもとで、自然の恵みを得ながら生活できる社会です。そのために私たちは、「気候変動」「資源循環」「自然共生」の3つの領域において、環境負荷をゼロにするだけでなく、事業活動を通じて環境へのプラスの価値を創造し、「快適環境」を次世代へとつなぎます。

Blue neXpand 2050 未来にひろげよう青空を

BXグループが取り組む3つの重点領域

  • 気候変動ステークホルダーとの協働により、カーボンニュートラルをめざします
  • 資源循環環境経済の推進により、ゼロエミッションをめざします
  • 自然共生自然に及ぼす負の影響の回避に努め、回復と創出に寄与することで、生物多様性の保全に貢献します

BXグループのネットワークと共に、環境活動に取り組みます。

BXカネシンは〈快適環境ソリューショングループ〉を目指すBXグループの一員として、環境配慮製品や快適環境を追求する新たな価値創造に挑戦する事業活動や、地球環境に直接貢献するイベント活動にも取り組んでいます。『野口健さんと行く富士山清掃活動』や『石巻圏域協定植樹式』など、イベントを通して森林の保護やCO2排出抑制による地球温暖化防止を推進し、木造建築の現場と未来を力強く支え続けていきます。

富士山清掃
植樹式

BXカネシン環境活動レポート

環境活動レポートVol.4
「石巻圏域協定植樹式」(2023年)
環境活動レポートVol.3
「紙製クリアファイル推進」(2023年)
環境活動レポートVol.2
「スガノ植樹祭」(2023年)
環境活動レポートVol.1
「石巻圏域協定植樹式」(2022年)

BXカネシンの取り組みのご紹介

1. 成長とともに

お客様の満足を追求

ベースセッターがグッドデザイン賞や建材設備大賞2019特別賞など、3つの賞を受賞
ベースセッターがグッドデザイン賞、"超"モノづくり部品大賞「生活関連部品賞」を受賞

450mm幅の狭小耐力壁を実現する耐力壁柱〈柱脚金物〉「ベースセッター」が、2018年度グッドデザイン賞、2019年"超"モノづくり部品大賞の生活関連部品賞を受賞しました。ベースセッターは、独立配置が可能であるため配置の自由度が高まり、制約の大きい狭小敷地の住宅に効果的。構造チェックのための検定ツールを無償提供することで設計者が扱いやすい環境を整えていることなどが評価されました。

ベースセッターの技術情報を見る
2018年“超”モノづくり部品大賞「生活関連部品賞」
DIT制震筋かい金物が"超"モノづくり部品大賞「生活関連部品賞」を受賞

筋かい金物に制震機能を追加した「DIT制震筋かい金物」が2018年“超”モノづくり部品大賞の生活関連部品賞を受賞しました。DIT制震筋かい金物は、2重構造の鋼板に高減衰ゴムを組み込んだ業界初の制震機能付筋かい金物で、耐力壁として使用される「壁倍率2倍用の筋かい金物」でありながら、地震による建物の変形を抑制する制震効果も発揮します。

DIT制震筋かい金物の技術情報を見る

グループの成長・発展

MP木造建築の取組み強化
MP木造建築の取組み強化

2010年の木材利用促進法施行により、木造建築の可能性が拡がりを見せています。BXグループでは、多目的な用途を持つ建築物の木造化を推進するため、MP木造建築パンフレットを制作。設計自由度の制限やコストの課題に取組み、BXグループの技術力を活かしたサポートを行っています。

MP木造建築の技術情報を見る
屋外鉄骨階段廊下の接合部評定取得と設計サポートシステムの開発
屋外鉄骨階段廊下の接合部評定取得と設計サポートシステムの開発

BXカネシン、文化シヤッター、BX TOSHOは、木造建築における屋外鉄骨階段廊下を取付けた場合の構造計算方法について、(一財)日本建築センターの評定を取得しました。また、評価に基づき安全の確認が行え、図面出力もできる計算プログラムソフト「段十廊 設計サポートシステム」も開発しました。

段十廊 設計サポートシステムの技術情報を見る

誠実な企業経営

コンプライアンスの強化
コンプライアンスの強化

BXグループでは、法令の遵守はもとより社会規範や倫理に基づいた行動を一人ひとりが実践するよう、遵守すべきルールを定めたCSRガイドラインを策定しています。CSR憲章手帳の携帯、コンプライアンス強化ポスターの掲示、e-ラーニングによる学習などを通して、社員のコンプライアンス意識の向上を図っています。

BXカネシンのBCP策定
BXカネシンのBCP策定

BXカネシンでは、首都直下型地震などの不測の事態や災害時でも、商品を安定供給するために事業継続計画を策定しています。

予防と被害の低減策
◎基幹サーバをデータセンターへ移設し、顧客情報の保護、バックアップを徹底しています。
◎従業員安否確認サービスを導入し、災害時には全社員の行動を管理し、指示を出します。
◎整理整頓、耐震対応、定期点検を実施しています。
◎自家発電装置などを利用して災害時の停電に対応します。

災害時の代替策
◎全国に広がるデリバリー展開で、相互機能代替を行うことができます。
◎本社FAX機能不通の場合は、大阪、仙台、名古屋、福岡でバックアップ体制をとります。
◎各デリバリーセンターで在庫をストックし、全拠点同様のレベルで対応します。
◎仕入れ困難な商品がある場合は代替商品を提案します。

2. 社会と共に

企業市民としての社会貢献

耐震工事で国の有形文化財登録に貢献
耐震工事で国の有形文化財登録に貢献

島根県松江市にある福田平治・与志記念館(旧愛隣会館)は、耐震工事にBXカネシンとケイミュー株式会社のK2耐震LaZo工法の技術を使用し、国の登録有形文化財として認定されました。当初は耐震不足により取り壊しが決まっていましたが、地元有志がNPO法人を立上げ、山陰の社会福祉・障害者教育に尽力した功績を顕彰し、記念館の存続活動が行われました。現在では障害者支援の場として活用されています。

野口健さんと行く富士山清掃活動を実施
野口健さんと行く富士山清掃活動を実施

BXグループでは、毎年「野口健さんと行く富士山清掃活動」を実施しています。富士山樹海エリアでは、産業廃棄物の不法投棄や周辺道路へのゴミのポイ捨てが社会問題となっています。清掃活動の前には野口健氏による環境教室を開催し、実体験を交えたお話を伺うことで参加者の環境問題への意識も高まり、BXグループで地球環境保護の必要性を共有する取組みを行っています。

バレンタイン・ホワイトデーチャリティ募金活動
バレンタイン・ホワイトデーチャリティ募金活動

バレンタインデーとホワイトデーが恒例行事と化していましたが、「日頃の感謝の気持ちを募金という形で地域貢献活動に代えられないだろうか」と社内から発案があり、親睦会が中心となって本社のある東京都葛飾区のこども食堂への募金活動をスタートさせました。今後も地域の方から必要とされる企業を目指します。

3. 地球と共に

環境負荷を軽減した企業経営

エコアクション21を取得
エコアクション21を取得

BXカネシンは、環境省が策定した「エコアクション21」を取得しています。環境面で付加価値のある環境負荷低減製品の開発やダンボール使用量(梱包資材)の削減、クールビズ(スーパークールビズ)実施による電気使用量の削減、営業車をハイブリッド車や低燃費車(寒冷地)へ切り替えることによるガソリン使用料削減などの取組みを行っています。

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環境配慮技術・商品開発

クロムフリー高耐食表面処理の開発
クロムフリー高耐食表面処理の開発

BXカネシンオリジナルの表面処理技術「プロイズ」「プロイズS」(以下プロイズ)は、有害物質である六価クロムを使用しない環境にやさしいクロムフリーの表面処理を開発しました。環境にやさしいだけでなく、木造建築にも適した表面処理で、2018年度のプロイズ製品の出荷数量は2012年度比で約2倍となっており、環境負荷低減製品の採用数が増加しています。

技術情報を見る

4. 働く仲間と共に

人権の尊重

人権の尊重/ダイバーシティの推進
人権の尊重/ダイバーシティの推進

BXグループでは、「文化シヤッターグループ人権方針」およびCSR憲章「働く仲間と共に」において掲げる人権に関する行動指針に則り、グループ全従業員で人権の尊重に取り組んでいます。BXカネシンでは、育児休業制度や介護休業制度を導入し、さらには復職後も育児短時間勤務や介護短時間勤務を選択できるようにするなど、社員の多様な働き方を支援しています。

文化シヤッターグループ人権方針を見る

満足度の向上

年次有給休暇取得の促進と人材育成
年次有給休暇取得の促進と人材育成

BXカネシンでは、確実な年次有給休暇の取得のため、就業規則の改定や年次有給休暇を取得しやすい職場環境の整備を進めています。また、職制に応じた社員研修を実施することで総合的な人材力向上を支援しています。研修を通じて社員一人ひとりが成長し、新たなイノベーションを生み、社会への価値提供領域の拡大と組織強化につながることを期待しています。