プレセッターSU使用範囲拡大
お知らせ 2017.08.01
BXカネシン株式会社は、梁せいの大きな木材にプレセッターSU梁受金物を2種類組み合せて使用した場合の性能試験をハウスプラス確認検査株式会社で実施いたしました。住宅においては、390mm以上の比較的大きな梁せいの木材を使用する機会が増えています。また、中・大規模木造建築の設計では、住宅より大きな荷重を受ける場合が多く、これに伴いこの荷重を受ける梁の断面寸法が大きくなり、プレセッターSUのPS-33SUを1個使用した場合ではせん断耐力が不足してしまい、プランの実現が難しい場合がありました。
そこで今回、プレセッターSU梁受金物を2種類組み合せて試験を実施することで耐力数値データを拡充・明確化。従来と比べ、プレセッターSUでの設計の幅が広がりました。
パターン① 梁せい390mm以上に対応
使用金物:PS-24SU(上) + PS-18SU(下) ※納まりは下図参照
プレカットCAD表記:PS-39SU
短期基準せん断耐力:45.6kN
パターン② 梁せい540mm以上に対応
使用金物:PS-33SU(上) + PS-24SU(下) ※納まりは下図参照
プレカットCAD表記:PS-54SU
短期基準せん断耐力:51.3kN
使用範囲(共通)
樹種:梁/オウシュウアカマツ 対称異等級構成構造用集成材E105-F300 以上
柱/スプルース 同一等級構成構造用集成材E95-F315 以上
材のサイズ:105×390mm以上
注意事項
・せん断耐力および引張耐力が設計上必要な性能を満たしていることを確認の上、ご使用ください。
・上記金物以外の組合せおよび、上下反対ではご使用いただけません。

