ＢＸカネシン株式会社（代表取締役：二村一久）は、屋外鉄骨階段廊下の構造計算から施工までを一貫サポートする「段十廊 設計サポートシステム」を開発しました。共同住宅はもちろん、店舗・福祉施設などの〈多目的木造建築〉（MP^※）に最適で、在来軸組工法と枠組壁工法に対応しています。

※MPはMulti Purpose（多目的）の頭文字です。




建築基準法には細かな規定がなく、設計者の負担が多い

屋外鉄骨階段廊下を設置する木造建築物の屋外階段廊下の構造に関しては、建築基準法に細かな規定がありません。判断基準がないなかで、安全性を設計者が責任を持って担保しなければなりません。

●設計の課題
・本体建物の構造計画が複雑になり、時間と手間がかかり面倒。
・外力の伝達があいまいで、コーチねじ接合部などの安全性が不安。
・屋外鉄骨階段廊下を付帯物とするか建築物とするか判断が難しく、基礎をどう設計すればいいかわからない。
・本体建物と屋外鉄骨階段廊下を別々の設計者が構造計算する場合もあり、整合作業が大変。
・設計図書の保存が義務化されたが、図書をつくるのが面倒。

●確認申請の課題
・4号ではなく3号に該当することがある。
・告示に適合していることを示す資料の添付を求められることがある。
・コーチねじの耐力根拠資料の添付を求められることがある。
・建築確認済み証を交付してもらえないことがある。


設計者を悩ます多くの課題を、ＢＸグループ3社で解決します。

「段十廊 設計サポートシステム」は、「ＢＸカネシン」が窓口となり、一級建築士事務所「ＢＸ ＴＯＳＨＯ」による確かな構造計算と「文化シヤッター」による高品質な屋外鉄骨階段廊下「段十廊Ⅱ」をトータルでご提供します。



１．2つの評定で安心・安全設計
一般財団法人日本建築センター（BCJ）で取得した「接合部評定」と「プラン評定」の２つの評定に基づき、安心・安全の根拠ある設計をご提供します。

２．短納期でスピーディ
BCJ評定に基づく設計のため、質疑のやりとりが少なく構造計算にかかる時間が大幅短縮。屋外鉄骨階段廊下「段十廊Ⅱ」なら工程管理も一元化でき、設計・施工ともスピーディな対応が可能です。

３．建築確認申請がスムーズ
当社が開発した「段十廊 強度計算ソフト」で出力した構造計算書と構造図をそのまま建築確認申請の提出図書として使用することができます。2つの評定に基づく設計のため、確認検査機関ともスムーズなやりとりができます。


明確な構造計算で、図書保存義務化への対応が可能に

2020年3月1日の建築士法施行規則の改正により、4号建築物においても15年間図書保存義務化が始まりました。設計者は4号建築物であっても建築物に係る構造安全性について疑義が生じた場合、構造安全性が確保されていることを対外的に立証することが求められます。「段十廊 設計サポートシステム」は、屋外鉄骨階段廊下の構造計算から施工までを一括サポート。さらに、本体建物と屋外鉄骨階段廊下の設計を一括でご依頼いただければ、本体建物と屋外鉄骨階段廊下の整合作業も責任をもって対応いたします。

●お問合せ
　ＢＸカネシン株式会社　営業本部
　Tel. 0120-106781　Tel. 03-3696-6781
　フォームからのお問合せ