ＢＸカネシン株式会社（代表取締役：二村一久）は、国産材のカラマツを使用して「ベースセッター」の試験を行い、ハウスプラス確認検査株式会社の評価を取得しました。

「ベースセッター」は、基礎と450mm幅の平角柱を接合し、狭小耐力壁を実現する柱脚金物です。壁倍率5倍の耐力壁と同程度の強度を狭小スペースで確保できます。従来は、ベイマツ集成材のみ使用可能でしたが、カラマツ集成材でも対応が可能になり使用樹種の選択肢が広がりました。

以前より国産材を積極的に使用している工務店様などから国産材でも使用できるようにしてほしいとの要望をいただいており、今回木材強度が高く、供給が安定しているカラマツ集成材での試験を行い、対応可能樹種として追加いたしました。在来軸組工法でも枠組壁工法でもご使用いただけます。国産材が使用できるようになったことで、国産材需要を後押しし、SDGsにも貢献します。


従来から使用可能なベイマツ集成材との違い

①最大高さ
ベイマツ集成材は高さ6mまで対応可能ですが、カラマツ集成材は高さ5.4mまで対応可能です。


②幅狭側にビスを施工
カラマツ集成材の場合は、幅狭側に8本のビス（片側4本×2面）を施工します。


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