ＢＸカネシン株式会社（代表取締役：二村一久）は、（一財）建材試験センターにて実施した載荷加熱試験の結果を元に、プレセッターSU独自の燃えしろ設計手法を整備し、11月1日にマニュアル・標準図をホームページに公開しました。弊社は今までも大断面集成材を使用する一般的な燃えしろ設計のマニュアルを公開していましたが、この度載荷加熱試験を実施したことにより小・中断面集成材を使用するプレセッターSU独自の燃えしろ設計が可能になりました。プレセッターSU独自の燃えしろ設計では、載荷加熱試験に倣い小・中断面集成材を使用するため、木材調達や加工だけでなく、断面算定や耐力検討などの設計検討も容易になります。


▼プレセッターSU燃えしろ設計による室内イメージ





　プレセッターSUを使った燃えしろ設計の特長　


①「実験仕様」を整備
従来から公開している「通常仕様」に加えて、載荷加熱試験に倣った設計手法を用いる「実験仕様」を新たに整備しました。

プレセッターSUを使った燃えしろ設計の種類

通常仕様	大断面集成材を使用する一般的な設計方法
実験仕様	載荷加熱試験に倣ったプレセッターSUオリジナルの設計方法

②小・中断面集成材も使用可能に
「実験仕様」では120mm幅や150mm幅など住宅に使用する小・中断面集成材が使用可能です。また「実験仕様」で設計した場合、断面算定や耐力検討・金物被覆も載荷加熱試験に倣うため、設計の省力化にもつながります。



■取付図
各仕様とも金物類の木栓などにより防火上有効に被覆します。2丁-120は梁同士をビスでとめ付けて、火災時の開きを防止します。







③木材調達や木材加工が容易
「実験仕様」では小・中断面集成材を使用するため、部材の調達が容易な上、特殊加工機を使わずに住宅用加工機でのライン加工が可能です。木材加工は全国にあるプレセッターSU加工可能会社にご依頼いただけます。



④設計マニュアル・標準図配布による設計支援
ホームページ上で設計マニュアル・標準図を配布しています。マニュアルでは各仕様における、断面・金物選定/金物類の木栓/燃えしろ設計時せん断耐力等を解説し、標準図には各仕様・木材断面における納まり図/接合具サイズ/木栓の納まり等を記載しています。※マニュアルの閲覧は初回のみユーザー登録が必要です。



11月19日に外部講師として桜設計集団一級建築士事務所 安井 昇氏をお招きし、無料オンラインセミナー「木造建築の防耐火設計」を実施いたします。現在ＢＸカネシンホームページにて申込みを受付けています。




▼詳細・申し込みはこちら
https://www.kaneshin.co.jp/news/news.php?id=1003181



製品概要

名称	プレセッターSU梁受金物
メーカー希望小売価格 （税抜）	PS-18SU……395円／個 PS-24SU……560円／個 PS-33SU……710円／個 PS-39SU……955円／セット PS-54SU……1,270円／セット PS-60SU……1,420円／セット
承認等	（一財）建材試験センター 品質性能試験報告書 受付第23A1380号/第23A4080号

ＢＸカネシンについて

ＢＸカネシンは木造建築サポート企業として、そして社会の一員として、SDGs（持続可能な開発目標）のGOALへ、皆様とともに歩んでまいります。

製品ページリンク
プレセッターSU梁受金物

●製品に関するお問合せ
ＢＸカネシン株式会社　営業本部　特需営業部　MP課　
Tel. 0120-106781　Tel. 03-3696-6781
フォームからのお問合せ