金物接合Q&A よくあるお問合せ

Q
複数の金物を組み合わせることによって、耐力が加算できるのでしょうか。
A
BXカネシンでは複数取り付けた場合は木材への負荷が大きくなると考え、複数個取り付けた試験を行っている製品(リブコーナー合板タイプビスどめ短ざくS/Lくぎどめ短ざくSフィックステンプレート※)のみ耐力を表記しています。それ以外の製品を加算する場合は設計者様が適切に設計していただくか、もしくは建築主事等へご確認ください。また使用場所や耐力などによって合算以外の対処方法がご提案できることもありますので、CSセンターへご相談ください。2個使いのご要望が多い製品については、試験などによる確認も随時検討致します。

※ビスどめ短ざくS、くぎどめ短ざくS、フィックステンプレートは横架材継ぎ手専用ですので、柱と横架材の接合にはご使用いただけません。





●参考資料 (公財)日本住宅・木材技術センター発行「木造住宅用接合金物の使い方」の回答
一つの接合部に複数の金物を組み合わせる場合、耐力は加算できます。しかし、ボルトとくぎなど、破壊性状の異なる接合具を使って加算する場合は試験を行って確認しなければなりません。また、一ヵ所にあまり金物が集中しすぎると、木材が割れやすくなってしまうため、このことを考慮した上で使用してください。