金物接合Q&A よくあるお問合せ

Q
PZカットスクリュー・ミドルの短期許容めり込み耐力ですが、評価書運用の数値と計算値運用の数値はどちらを使用すればいいですか。
A
ホームページの「めり込み耐力説明資料」を参考に、設計者の意向と設計条件に応じてお選びください。



 「①評価書で運用」の特長

1.高耐力 

べイマツ類、ヒノキ類 →木材保存処理、防腐・防蟻処理がない場合は、15.6kN。
ヒノキ類の計算値と比べて約1.5倍

スギ類 →ツガ、ベイツガ、ベニマツ、オウシュウアカマツは、13.4kN。
スギ類の計算値と比べて約1.7倍
 (スギ類のその他樹種は、計算値をご使用ください。)


2.木材保存処理材や防腐・防蟻処理材でも使用可能

ベイマツ類・ヒノキ類の評価では土台使用を想定して木材保存処理材や防腐・防蟻処理材での検討も行い、使用可能となっています。

※ベイマツ、ヒノキ類は木材保存処理、防腐・防蟻処理の有無によって耐力数値が異なり、スギ類は使用できる樹種が制限されるため、運用に注意が必要です。



 「②計算値で運用」の特長

「国土交通省 告示1024号第1の1のイ」および「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」により算出します。この数値は座金の面積と樹種の基準強度により決定されます。