MP木造建築

あらわしのCLTを18mスパンの鉄骨梁で支え、屋根・壁を構成したステーション

自動車よりコンパクトで機動性が高く、手軽な移動の足となる車両、マイクロモビリティのステーション。屋根や壁という切り分けのない、オープンな構成が特長で、主要構造材にはあらわしのCLT、梁には鉄骨が採用されている。建物頂部から地面に向けてかけられたCLTの屋根(天井兼壁)は、約18mスパンの鉄骨造の梁で支えられており、特長的な外観を形成している。CLTは循環型社会の実現に向けたENEOSの事業の一環で、愛媛県久万高原町の町有林を活用。全接合部に使用されている製作金物はBXカネシンから納品した。

  • 物件名/ENEOSマルチモビリティステーション
  • 建設地/東京都世田谷区
  • 延べ床面積/108㎡
  • 工法/CLT工法(屋根・壁)、在来軸組工法(壁)、鉄骨造(梁)平屋
  • 使用金物/製作金物
  • 設計/株式会社 三菱地所設計
  • 施工/株式会社 NIPPO

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