お知らせ

『非住宅木造建築フェア2022』BXカネシンブースのご報告

お知らせ 2022.07.01

BXカネシンは、6月16日・17日に東京ビッグサイトで開催された「非住宅木造建築フェア2022」に出展いたしました。本展示会は2日間で11,926名が来場し、新型コロナ対策を行いつつも、活気のあるものとなりました。


BXカネシンブースでは、MP木造建築の金物を使用した大掛かりな躯体を展示しました。



ブース全景です。躯体上部はMPねじ接合システムでトラスを組みました。展示会明けの6月20日より、従来のオウシュウアカマツ集成材に加え、スギ製材でもご使用いただけるよう使用拡張予定だったため、展示会では先行してスギ製材対応のパンフレットを配布しました。





躯体右の柱脚部には、7月1日発売予定の新製品、MP柱脚システムを配置しました。本製品は1個使いで100kN、2個使いで200kNの引張耐力を有し、引張耐力が大きいMP木造建築での使用を想定して開発されました。今展示会で初お披露目だったこともあり、お客様からは「これを見に来ました」と嬉しいお言葉をいただきました。





前面左の柱脚部には、ベースセッターを設置しました。ベースセッターは発売から4年経ちますが、枠組壁工法にも対応するなど、使いやすさが年々向上している製品です。





上部にはMPブレースシートを設置しました。MPブレースシートは、大区画構面を実現する水平構面補強金物です。展示会場の天井にも同じようにブレースが使われていたため、「天井にあるものの木造版です」という説明をしていました。





中央には、CLT壁パネルを設置しました。壁上部の梁は、5月9日より運用開始しました、プレセッターSU梁受金物(CLT壁パネル対応)で接合し、壁下部は特注金物で接合しました。特注金物はすでに使用の実績があり、実例物件に対しては、構造金物相談所で設計・検討のサポートをして、製作・納品させていただきました。



 

その他展示金物です。MP木造建築関連製品を中心に展示しました。





セミナー会場では、MP課村西による専門セミナー「接合部から拡がる非住宅木造の可能性」も実施しました。おかげさまで立ち見の方もいらっしゃる程の盛況ぶりでした。


BXカネシンとしては約3年ぶりの大きな展示会への参加でしたが、弊社の予想を大きく上回る多くのご来場に、BXカネシンスタッフは終始忙しくさせていただきました。今回の展示会でいただいた質問やご意見は、今後の開発や営業活動に活用させていただきます。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 


「非住宅木造建築フェア2022」は、6月27日(月)~7月1日(金)の期間中、オンラインでも開催されます。リアル展示会への参加が難しかった方は、オンライン展示会への参加をご検討いただければと思います。

【展示会概要】
非住宅木造建築フェア2022(オンライン展示会)
会期: 2022年6月27日(月)~7月1日(金)
特設サイト:https://www.housing-biz.jp/online/highlight.html
ブース番号:2-41

展示会への入場には、事前登録が必要です。

展示会開催概要はこちら