No.23 2018.12.03
PZホールダウンパイプのPZ-HDP-30シリーズは全種類、全て同じ耐力ですか。
はい、同じです。短期基準接合引張耐力:30.6kNです。
PZ-HDP-30シリーズが全種類同じ耐力になるのは、試験条件によるためです。以下に試験条件についてご説明します。
試験ではPZ-HDP-30(105-150)を使用し、端距離(柱の木口からドリフトピンまでの距離)が最小になる最も厳しい条件を想定した試験を行いました。(図1)
図1 試験体仕様

【柱頭側の試験条件の補足】

柱頭側の端距離は梁成によって異なります。
・梁成105mmのとき、端距離95mm
・梁成120mmのとき、端距離80mm
・梁成150mmのとき、端距離50mm
よって、端距離が最小となる梁成150mmの仕様を採用しました。
PZ-HDP-30シリーズは、柱同士の接合に使用するPZ-HDP-30HJと、梁を介した管柱相互の接合に使用するPZ-HDP-30(4種類)の全5種類を用意しており、最小の端距離は全て図1と同様に柱頭側=50mm、柱脚側=100mmですので、PZ-HDP-30シリーズは全て短期基準接合引張耐力:30.6kNでご使用いただくことが可能です。
※試験はPZ-HDP-30(105-150)の試験体でのみ行っています。
※PZ-HDP-30シリーズは梁成によって金物の種類、納まりが異なります。詳しくは「プレセッター・ジョイント・システムマニュアル」をご覧ください。
PZホールダウンパイプのホームページはこちら
試験ではPZ-HDP-30(105-150)を使用し、端距離(柱の木口からドリフトピンまでの距離)が最小になる最も厳しい条件を想定した試験を行いました。(図1)
図1 試験体仕様

【柱頭側の試験条件の補足】

柱頭側の端距離は梁成によって異なります。
・梁成105mmのとき、端距離95mm
・梁成120mmのとき、端距離80mm
・梁成150mmのとき、端距離50mm
よって、端距離が最小となる梁成150mmの仕様を採用しました。
PZ-HDP-30シリーズは、柱同士の接合に使用するPZ-HDP-30HJと、梁を介した管柱相互の接合に使用するPZ-HDP-30(4種類)の全5種類を用意しており、最小の端距離は全て図1と同様に柱頭側=50mm、柱脚側=100mmですので、PZ-HDP-30シリーズは全て短期基準接合引張耐力:30.6kNでご使用いただくことが可能です。
※試験はPZ-HDP-30(105-150)の試験体でのみ行っています。
※PZ-HDP-30シリーズは梁成によって金物の種類、納まりが異なります。詳しくは「プレセッター・ジョイント・システムマニュアル」をご覧ください。
PZホールダウンパイプのホームページはこちら
BXカネシンCSセンターへのお問合せ
TEL. 03-5671-1077
新着 new
バックナンバー Back Numbers
-
引張耐力100kNに対応できるホールダウン金物はありますか。
No.39 2020.02.04
-
丸鋼ホールダウンは、どの箇所に使用できますか?また、非住宅物件以外にも使用できますか。
No.13 2018.03.05
-
〔枠材用〕高耐力フレックスホールダウンでは引抜きが足りず、枠材の上から使用できる55kN以上の引抜き力に対応したホールダウン金物はありますか。
No.48 2021.04.01
-
LVLに対応した梁受け金物はありますか。
No.32 2019.08.01
-
倉庫・工場がとにかく暑いです!夏の暑さ対策に有効なものはありますか?
No.66 2024.06.21
-
プレセッターSUの梁を標準の梁天端のレベルから上げたり下げたりしたい時はどうすれば良いですか。
No.43 2020.07.01
-
EQ GUARD(イーキューガード)は、大臣認定を取得して何が変わったのですか。
No.52 2021.11.01
-
ボルト接合でボルトの本数を変えずに、せん断耐力を向上させる金物はありますか。
No.58 2022.10.03
-
ベースセッターを2個並列に並べる場合はどのくらい離せば施工できますか。
No.24 2019.01.15
-
パネル工法で使えるL型の金物はありますか?
No.2 2017.05.08