製品情報

MPねじ接合システム

接合部をビスとボルトで構成する新発想の引張接合システム。自由な角度に対応可能。施工も容易な接合を実現しました。

※受注生産品です。納期を事前にお問合せください。

用途・特長

各種トラスの接合部や方杖に使用します。
●木材の加工は端部カットとボルト用の穴あけのみで、複雑な加工が不要です。
●一般流通材を使用してトラスにも方杖にも使用可能なため、コストを抑えながらプランの自由度を広げることができます。
●どんな角度でも接合部耐力と剛性が一定で、360度自由に接合できるため、様々な箇所で使用可能です。
●ハウスプラス確認検査(株)の評価を取得しており、明確な接合部耐力と剛性により、構造計算や応力解析へ容易に組み込むことができます。
●本接合部は側材で主材を挟み込む構成で評価を取得したため、木材のめり込みを考慮せずに、圧縮時も引張時も同じ性能で設計することが可能です。

耐力

主材:オウシュウアカマツ集成材
接合部 使用環境 許容接合耐力(kN) 接合部剛性
(kN/mm)
短期 中短期 中長期 長期
NJ-10
NJ-10PL
使用環境Ⅱ 31.5 25.2 22.5 17.3 9.9
使用環境Ⅲ 39.4 31.5 28.2 21.7 12.4
NJ-14
NJ-14PL
使用環境Ⅱ 43.9 35.1 31.4 24.2 13.1
使用環境Ⅲ 54.9 43.9 39.3 30.2 16.4


主材:スギ製材
接合部 使用環境 許容接合耐力(kN) 接合部剛性
(kN/mm)
短期 中短期 中長期 長期
NJ-10
NJ-10PL
使用環境Ⅱ 21.8 17.4 15.6 12.0 9.9
使用環境Ⅲ 27.4 21.9 19.6 15.1 12.4
NJ-14
NJ-14PL
使用環境Ⅱ 35.3 28.2 25.2 19.4 10.6
使用環境Ⅲ 44.4 35.5 31.7 24.4 13.3
※仕様条件等、詳しくは資料欄のマニュアルをご確認ください。
 

仕様

木材の適用範囲
接合部 部材 樹種・等級 寸法
NJ-10
NJ-10PL
主材 オウシュウアカマツ対称異等級集成材 E105-F300以上
スギ E70以上
105(幅)×180(成)以上
側材 S.P.F 甲種二級 38(厚)×184(幅)以上
NJ-14
NJ-14PL
主材 オウシュウアカマツ対称異等級集成材 E105-F300以上
スギ E70以上
105(幅)×240(成)以上
側材 S.P.F 甲種二級 38(厚)×235(幅)以上
※主材(幅)と側材(厚)は記載の寸法でご使用ください。


■取付例(主材の梁成180、240mmの場合)
使用箇所、用途によっては割裂防止プレートが必要です。詳しくは資料欄のマニュアルをご確認ください。




■架構例 ※架構詳細図例はMPねじ接合システム架構詳細図例・標準図をご確認ください。


■簡易スパン表(使用環境Ⅲの場合)
接合部 架構形式 スパン(m) 最大トラス配置間隔(m)
(1P=0.91m)
オウシュウアカマツ集成材 スギ製材
NJ-10
NJ-10PL
キングポスト 7.0 3.18(3.5P) 2.27(2.5P)
8.0 2.73(3P) 1.82(2P)
9.0 2.27(2.5P) 1.82(2P)
10.0 2.27(2.5P) -
平行弦 11.0 1.82(2P) -
NJ-14
NJ-14PL
キングポスト 7.0 4.55(5P) 3.64(4P)
8.0 4.09(4.5P) 3.18(3.5P)
9.0 3.64(4P) 2.73(3P)
10.0 3.18(3.5P) 2.73(3P)
平行弦 11.0 2.27(2.5P) 1.82(2P)
12.0 2.27(2.5P) -
13.0 1.82(2P) -
14.0 1.82(2P) -
15.0 1.82(2P) -
※建築確認申請の際は、評価書別紙に則って応力解析を行い、構造計算書を作成してください。
 

使用方法

資料欄のマニュアルをご確認ください。

動画

【施工手順】MPねじ接合システム

注意事項

●ご使用前に必ず資料欄のマニュアルと評価書をご確認ください。
●本製品は、BXカネシンが実施する講習を受講した方のみ設計を行うことができます。設計登録者一覧は資料欄をご確認ください。
●割裂防止プレート付きセットの型番にある「PL」以降の数字は、主材の梁成を示したものです。付属する六角ボルトの長さではありませんのでご注意ください。
●ビス施工位置の墨出しまたは下穴加工を現場で行う際には、付属の罫書きシートをご使用ください。
●ビスは頭部を沈ませすぎないように施工してください。
●ご注文の際は資料欄の専用発注書をご使用ください。
●付属ビットまたは推奨ビット(へクスローブビットT-40)(別売品)をご使用ください。
●締付け用のドライバドリルは、締付トルク136N・m以上を推奨いたします。

基本情報/メーカー希望小売価格(税抜き)

①MPねじ接合システム
※赤字の商品は納期・送料を確認してください。 
名称 型番 商品コード 出荷単位 梱包 作業工程別
梱包の分類
メーカー希望
小売価格
MPねじ接合
システム10
NJ-10 割裂防止
プレート無し
909000 1セット 1セット 構造 オープン価格
NJ-10PL180 割裂防止
プレート付き
909001
NJ-10PL210 909002
NJ-10PL240 909003
NJ-10PL270 909004
NJ-10PL300 909005
MPねじ接合
システム14
NJ-14 割裂防止
プレート無し
909100 1セット 1セット 構造 オープン価格
NJ-14PL240 割裂防止
プレート付き
909101
NJ-14PL270 909102
NJ-14PL300 909103
NJ-14PL330 909104
NJ-14PL360 909105
※割裂防止プレート付きセットの型番にある「PL」以降の数字は、主材の梁成を示したものです。
 
材質 シリンダーヘッド全ねじ φ8×180:冷間圧造用炭素鋼線
六角ボルト M12:JIS B 1180(六角ボルト)に規定する機械的性質の強度区分4.6又は4.8に適合する炭素鋼
丸座金 4.5×45φ、バネ付丸座金 4.5×45φ-B:JIS G 3131 SPHC
割裂防止プレート:JIS G 3101 SS400
表面処理 シリンダーヘッド全ねじ φ8×180、丸座金 4.5×45φ、バネ付丸座金 4.5×45φ-B、割裂防止プレート、
六角ボルト M12:クロメートメッキ(JIS H 8610に規定するEp-Fe/Zn8/CM2)
付属品 付属ビット(シリンダーヘッド全ねじ50本入り袋に1本)
構成品 【NJ-10】 【NJ-14】
シリンダーヘッド全ねじ φ8×180・・・10本
六角ボルト M12×210(ナット付)・・・1本
丸座金 4.5×45φ・・・・・・・・・・・1枚
バネ付丸座金 4.5×45φ-B・・・・・・・1枚
罫書きシート・・・・・・・・・・・・・1枚
シリンダーヘッド全ねじ φ8×180・・・14本
六角ボルト M12×210(ナット付)・・・1本
丸座金 4.5×45φ・・・・・・・・・・・1枚
バネ付丸座金 4.5×45φ-B・・・・・・・1枚
罫書きシート・・・・・・・・・・・・・1枚
【NJ-10PL】 【NJ-14PL】
【NJ-10】の構成品・・・・・・・・・・・・一式
NJ-10割裂防止プレート・・・・・・・・・・2枚
六角ボルト M12×210~330(ナット付)・・2本
【NJ-14】の構成品・・・・・・・・・・・・一式
NJ-14割裂防止プレート・・・・・・・・・・2枚
六角ボルト M12×270~390(ナット付)・・2本
承認等 ハウスプラス確認検査(株)評価書 HP評価(木)-20-028-1

②へクスローブビット
型番 商品コード 出荷単位 梱包 作業工程別
梱包の分類
メーカー希望小売価格
T-40(L=70mm) 113599 1本 1本 上棟 オープン価格

この製品に関するFAQ

Q
屋根で使えるトラスや長尺スパンに対応した製品はありますか。
A
MPねじ接合システムやMPねじ接合システム type-Lがあります。どちらも接合部をビスとボルトで構成する引張接合システムです。360度自由な角度で接合でき、各種トラスの接合部や方杖補強にご使用いただけます。MPねじ接合システム type-Lは多雪地域でも使用しやすいように、MPねじ接合システムに比べて高耐力・高剛性です。

 

 
Q
MPねじ接合システムやMPねじ接合システム type-Lを使用してトラス等を設計するにはどうすればいいですか。
A
MPねじ接合システム、MPねじ接合システム type-Lは、BXカネシンが定期的に実施する講習を受講した方のみ構造設計を行うことができます。講習を受講いただくか、既に修了された設計者様にお問合せください。設計者様はBXカネシンでもご紹介できます。また、初期検討など簡易なご相談であればBXカネシンで承ります。なお、MPねじ接合システムとMPねじ接合システム type-Lは同一の講習ではなく、製品毎の講習になりますのでご注意ください。
Q
MPねじ接合システム、MPねじ接合システム type-Lはどのくらいスパンを飛ばせますか。
A
以下の簡易スパン表を参考にしてください。簡易スパン表のスパンやトラスの配置間隔は、初期の構造計画やトラス台数の概算の目安としてご利用いただけます。なお、MPねじ接合システム、MPねじ接合システム type-Lの運用には構造計算により設計条件に合わせた安全確認が都度必要になりますのでご注意ください。簡易スパン表のトラス形状以外でも使用可能です。個別のトラス形状での検討に関しては、構造設計者またはBXカネシンMP課にご相談ください。

 
Q
MPねじ接合システム、MPねじ接合システム type-Lのビス打ち込み位置が分かりません。現場で墨出しや下穴加工をする場合どうすればいいですか。
A
製品1セットに1枚ずつ付属している「罫書きシート(MPねじ接合システム用)(MPねじ接合システム type-L用)」を使用し、ビス打ち込み位置の墨出しを行ってください。「罫書きシート」はホームページの製品情報ページからもダウンロードいただけます。罫書きシートの使用方法等、施工手順は取扱説明書または施工手順動画を参照ください。

●MPねじ接合システム
取扱説明書
施工手順動画

●MPねじ接合システム type-L
取扱説明書
施工手順動画
Q
MPねじ接合システム、MPねじ接合システム type-Lのビスの下穴や打ち込み方、配置にルールはありますか。
A
あります。所要の耐力性能を得るため、ビスは必ず所定の位置、方法で打ち込んでください。

ビスの下穴、配置は以下をご参照ください。現場でビス打ち込み位置の墨出しや下穴加工をする場合は、製品1セットに1枚ずつ付属している「罫書きシート(MPねじ接合システム用)(MPねじ接合システム type-L用)」をご使用ください。


 



ビスの打ち込み深さは、MPねじ接合システムとMPねじ接合システム type-Lで異なりますのでご注意ください。MPねじ接合システム type-Lは取扱説明書や施工手順動画にてビス下穴加工の他、座掘りの方法もご紹介しています。座掘りを行うことで、ビス施工時にビスのめり込みによる木材のバリが軽減でき、さらに木栓をすることでビスを隠してきれいに納めることができます。(座掘り、木栓共に必須ではありません)ビス締付け用のドライバドリルは、締付トルク136N・m以上を推奨いたします。

Q
講習会の日に別の予定があり、受講できません。個別に受講することは可能ですか。
A
可能です。詳しくはお問合せください。

お問合せはこちら
Q
MPねじ接合システムとMPねじ接合システム type-Lの違いは何ですか。
A
どちらも接合部をビスとボルトで構成する引張接合システムです。各種トラスの接合部や方杖にご使用いただけます。MPねじ接合システム type-Lは多雪地域でも使用しやすいように、MPねじ接合システムに比べて高耐力・高剛性です。その他、木材条件(樹種、寸法)、金物サイズ等が異なります。

製品の詳細はマニュアルをご確認ください。

MPねじ接合システムマニュアルはこちら
MPねじ接合システム type-Lマニュアルはこちら

 

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