製品情報

フリーウイング羽子板セット

斜め梁や登り梁の角度に合わせて自在に対応できる羽子板ボルトです。

用途・特長

斜め梁と受け梁、登り梁と受け梁との接合に使用します。
●斜め梁90°~163°の角度に自在に対応可能です。
●登り梁0°~60°[0寸~17.3寸]の角度に自在に対応可能です。

耐力

仕様 短期基準接合引張耐力(P0t) 接合部倍率(N値/T値)
斜め梁(90°~163°) 9.0kN 1.6
登り梁(0°~60°) 7.5kN 1.4

仕様

※仕様条件等、詳しくは「フリーウイング羽子板セット施工マニュアル」をご覧ください。
(ユーザー専用ページよりダウンロードいただけます。ユーザー専用ページのログインはこちら

使用方法

①上面・側面図の金物取付け位置、金物取付け向きをご確認の上、受け梁にフリーウイングを合わせて、付属のビスで接合します。
②鋼ナットをフリーウイングの孔へ差し込み、付属の全ねじボルトを取付けます。(※1)
③全ねじボルトを斜め梁・登り梁と平行にし、ビス羽子板金物・Ⅱを取付けM12ナットで締めます。(※2)

※1 ボルトの出について
丸鋼ナットから3山程度ボルトが出るように施工してください。またボルトを出しすぎるとビス頭との干渉により角度調整ができない場合がございますのでご注意ください。
※2 取付け位置について
ビス羽子板金物・IIは全ねじボルトの端部へ取付けてください。M12ナットよりネジ山が3山程度出るように施工してください。

注意事項

●ご使用前に必ずマニュアルをご確認ください。(ユーザー専用ページよりダウンロードいただけます。ユーザー専用ページのログインはこちら
●本体の取付け向き(斜め梁:横向き、登り梁:縦向き)にご注意ください。
●大入れ蟻掛け仕口の加工を行った上でご使用ください。
●斜め梁、登り梁に対して上面・側面からみてボルトが平行になるように設置してください。
●斜め梁に使用する場合、受け梁と斜め梁は105mm×105mm以上にしてください。
●登り梁に使用する場合、受け梁と登り梁は105mm×150mm以上にしてください。
●斜め梁の角度が151°から163°の場合、付属の全ねじボルトとは別途両ねじボルトM12×300以上をご使用ください。(強度区分4.6以上をご使用ください)
●使用範囲以外の角度では使用しないでください。
●ボルトの掛かりが足りないと所定の耐力を確保できません。
●梁の側面から近い場所へ設置する場合、150mm以上のビットの使用をお勧めします。
●必ず付属の専用ビスで接合してください。
●ビス接合用の四角ビット(#3)は別売品です。

基本情報/メーカー希望小売価格(税抜き)

型番 商品コード 出荷単位 梱包 作業工程別
梱包の分類
メーカー希望小売価格
円/セット(税抜)
FW-CH 044350 1セット 20セット/ケース 上棟 1,390
 
材質 フリーウイング、丸鋼ナット:JIS G 3101 SS400
表面処理 クロメートメッキ(JIS H 8610に規定するEp-Fe/Zn8/CM2)
セット構成 フリーウイング×1個、ビス羽子板金物・Ⅱ×1個、ビスYPR-85(Mブロンズ)×8本、 
全ねじボルト(M12×200)×1本、丸鋼ナット×1個、M12ナット×1個
※斜め梁の角度が151°~ 163°の場合は、別途両ねじボルトM12×300をご用意ください。
承認等 ハウスプラス確認検査(株)性能試験 HP17-KT161/HP17-KT160

この製品に関するQ&A

Q
かんざしのボルト穴が不要な羽子板金物はありますか。
A
ビスどめレスビー羽子板ボルトやビス羽子板金物・Ⅱ、フリーウイング羽子板セットがあります。
詳細は以下をご覧ください。

ビスどめレスビー羽子板ボルト
ビス羽子板金物・Ⅱ
フリーウイング羽子板セット
Q
羽子板ボルトの穴とかんざしのボルト穴が両方不要な羽子板金物はありますか。
A
レンコン金物羽子板セット・Ⅱ、フリーウイング羽子板セットがあります。
詳細は以下をご覧ください。

レンコン金物羽子板セット・Ⅱ
フリーウイング羽子板セット

また、羽子板金物の代わりに柱頭柱脚用L型金物(接合部倍率T値1.5以上)をご使用いただくことも可能です。


Q
斜め梁や登り梁に対応できる羽子板金物はありますか。
A
フリーウイング羽子板セットがあります。
斜め梁は90°~163°、登り梁は0°~60°[0寸~17.3寸]の角度に対応可能です。

フリーウイング羽子板セットの詳細はこちらをご覧ください。

Q
フリーウイング羽子板セットの全ねじボルトが丸鋼ナットに少ししか掛かっていないのですが問題ないですか。
A
全ねじボルトは、丸鋼ナットより3山程度出るように施工してください。
※ボルトを出しすぎるとビス頭との干渉により角度調整ができない場合がございますので、ご注意ください。

また、ビス羽子板金物・Ⅱ側についても同様にM12ナットよりネジ山が3山程度出るように施工してください。

Q
羽子板ボルトのナットは、どれくらいボルトにかかっていれば大丈夫ですか。
A
ナットから3山以上出るように締め付けてください。

Q
金物に付属されているビスやリングネイルだけを注文することはできますか。
A
袋または小箱単位であればご注文いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。
※一覧にない場合はお問合せください。

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