CSセンターが疑問を解決

No.12 2018.02.08

高耐力柱脚金物45を独立柱へ使用してもいいですか。

基礎・アンカーボルト・高耐力柱脚金物45の引張・せん断耐力が必要耐力を満たしていれば使用できます。
高耐力柱脚金物45は、図1にあるように土台が隣接する場合だけでなく、土台が隣接しない場合(独立柱)でもご使用いただけます。ご使用いただく前に、下記の検討項目をご確認ください。

図1:納まり図


検討項目
①高耐力柱脚金物45の耐力確認
高耐力柱脚金物45の引張・せん断耐力が必要耐力を満たしているかをご確認ください。

【高耐力柱脚金物45】
短期基準引張耐力…45.9kN(LVL 45.3kN)
短期基準せん断耐力…9.3kN(LVL 8.0kN) 
承認等:ハウスプラス確認検査(株)

②基礎・アンカーの検討
各種合成構造設計指針等をもとに基礎やアンカーボルトの仕様を検討してください。
[図2:基礎・アンカーボルト検討例を参照]

図2:基礎・アンカーボルト検討例(高耐力フレックスアンカーボルト L370の場合)

アンカーボルト・基礎の仕様
埋め込み深さ(mm) 310
コンクリート幅(mm) 150
コンクリート設計基準強度(N/mm2 Fc=21

短期許容引張耐力 55.81kN
短期許容せん断耐力 8.36kN
※各種合成構造設計指針より算出



③使用環境(外部または内部)
高耐力柱脚金物45は耐食性に優れたプロイズ処理をしておりますが、屋外に露出したご使用は想定しておりません。そのため、玄関ポーチなど屋外に露出した場所でのご使用はできません。耐食性を気にされる場合、『ステンレス装飾柱受』のご検討をお願いします。
※耐力数値等が違うため、詳細はカタログをご確認ください。


高耐力柱脚金物45のホームページはこちら

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