特別養護老人ホームと保育園が併設された木造建築。
地下に公共交通機関があるため木造が採用された耐火構造3階建ての施設。特別養護老人ホームと認可保育園が併設されており、地域の方も利用できる地域交流スペースが設けられている。保育室のスパンは8m、柱や壁のない190㎡の大空間となっている。敷地の都合で空調室外機や受電設備などの設備機器を屋上に設置したことで重量が重くなったが、水平力を負担させる耐力壁を高耐力のものとし、配置を工夫することで解決した。荷重及びスパンが大きいため梁・柱断面が大きく、梁受金物は梁成600までは規格品、梁成600を超える箇所には製作金物を用いた。
- 物件名/特別養護老人ホームフォレスト浦和・浦和いろは保育園
- 建設地/埼玉県さいたま市
- 延べ床面積/5412.28㎡
- 工法/金物工法 3階建て
- 使用金物/プレセッターSU 、特注金物 、高耐力フレックスホールダウン60 、高耐力柱脚金物45