CSセンターが疑問を解決

No.3 2017.06.01

ハイブリッド・ビームに「プレセッター」は使用できるが「プレセッターSU」では使用できないのですか。

ご使用いただけるようになりました。
※この情報は2017年6月現在の情報です。最新情報はプレセッター・ジョイントシステム・マニュアルをご確認ください。

弊社では金物工法用の梁受金物を複数取り扱っており、それぞれ耐力値や対応樹種が異なります。
今回は「プレセッターSU」・「プレセッター」・「プレセッタータイプM」でそれぞれ対応できる木材仕様を改めて整理してみました。
※ここでは、樹種はH12建設省告示第1452号及びH13国土交通省告示第1024号に掲げられたものを使用することを前提としています。
※水色の部分が新しくご利用いただけるようになりました。

 
金物名称
写真
プレセッターSU プレセッター プレセッタータイプM
試験時
使用樹種
スプルース集成材
E105-F300
スギ集成材
E65-F255
スプルース集成材
E105-F300
スプルース集成材
E95-F315
スギKD材
E70以上SD15,20※以下
スギKD材
E70以上SD15以下
ハイブリッド・ビーム
E120-F330
スギ集成材
E65-F255
ハイブリッド・ビーム
E120-F330
スギ集成材
E65-F255
- -
- - ドライ・ビーム
(ベイマツKD材)
E110
スギ集成材
E65-F255
- -
※ 原則としてSD15以下とします。梁成が⼤きい場合はSD20以下でも可能です。

3つの製品を比較してまとめると・・・
・柱材に製材(無垢材)を用いる場合、梁受金物は必ず「プレセッタータイプM」になります。
・梁材にドライ・ビームを用いる場合は「プレセッターSU」はご使用いただけません。

使用できる木材は表にあるものだけ?
・上表に記載している樹種は耐力性能を確かめる試験時に使用した樹種です。集成材において、告示に記載の各基準強度(圧縮、引張り、せん断、曲げ、及びめり込み) が表内の樹種以上であり、なおかつ、表に記載の等級以上であればご使用が可能と考えます。

例)


・柱材も同様の考え方で樹種を選択することができます。
・ハイブリッド・ビームに関しては告示の範囲外であるため別途試験を実施しています。

※使用樹種により耐力数値が異なります。専用のマニュアルをご用意しておりますので、ご使用の際は必ずご確認ください。


プレセッターSUのホームページはこちら
プレセッターのホームページはこちら
プレセッタータイプMのホームページはこちら
 

BXカネシンCSセンターへのお問合せ

TEL. 03-5671-1077

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