CSセンターが疑問を解決

No.34 2019.10.01

色々な筋かい金物があるけど、何が違うのでしょうか。

表1のように壁倍率、施工方法や形状に違いがあります。用途に応じてご選択ください。
筋かい金物を施工する箇所や壁倍率によって、金物を選択して頂く必要があります。表1に各筋かい金物の壁倍率、床合板可否、金物工法に適しているかなどの特徴をまとめました。

表1 各筋かい金物の特徴一覧
分類 製品名 壁倍率 床合板 ビス
1種類
横架材
から離して施工
金物
工法
金物工法での複合応力検定※1 使用例
1.5倍 2倍 3倍
[BOX・L型系]
(壁内部)
ハイパーガセット・Ⅱ
× 万能型!
安価で汎用性あり
1.5倍ハイパーガセット
× × × ハイパーガセット・Ⅱの1.5倍用
柱施工筋かい金物Ⅲ
× × × × × 土台に置いて施工したい方に
(取り付け位置がわかりやすい)
DIT制震筋かい金物
× × × 制震効果も欲しい方に!
PS筋かい金物
× × ※1 × ※2 不要 金物工法対応で
複合応力の検討が不要
ジャスティーガセット・ライト
× × × × × 1.5倍と2倍を併用されたい時に
EGガセット
× × × × × Zマーク同等認定品が欲しい方に
[プレート系]
(壁面側)
メタリフ筋かいプレート
× × 1.5倍、2倍、3倍併用可能
壁面側のみ施工のためリフォームなどで有効(土台幅違い、金物干渉回避)
DP-2 ジャステンプレート
× × × × × 壁面側のみ施工により
リフォームなどで有効
(取り付け位置がわかりやすい)
※1 ほぞのかわりに金物だけで柱と横架材を接合する構法(金物工法など)では、せん断と引張の複合応力に対しての検定が必要になる場合があります。
※2 合板タイプは2種類
※3 内付けのみ

 

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