CSセンターが疑問を解決

No.41 2020.04.01

ベースセッターを用いた耐力壁(耐力壁柱)を枠組壁工法で使用する場合、柱頭の金物は何を使えばいいですか。

ビスを用いた接合仕様があります。
在来軸組工法ではベースセッターを用いた耐力壁の標準柱頭仕様は、ロールパイプ(RP-10)2個使いを推奨していますが、枠組壁工法では頭つなぎや床梁等との納まりを考慮し、ビス接合を標準柱頭仕様として推奨しています。



2×4用柱頭仕様接合部(YPR-85仕様)
基準許容応力 接合具 必要本数
9.17kN YPR-85 8本
※ハウスプラス確認検査(株)HP評価(木)-19-019


※BS耐力壁柱とは、枠組壁工法においてベースセッターを使用した耐力壁柱のことです。

標準柱頭仕様(ビス接合)を使⽤される場合は、頭つなぎとBS耐力壁柱だけでなく、頭つなぎと床梁等の接合についても適切にせん断⼒が伝達できるものにしてください。


ご使用にあたっての注意事項
BS耐⼒壁柱の直上にツーバイ耐⼒壁が上載される際は、「上載耐⼒壁の縦枠」と「BS耐⼒壁柱」とをホールダウン⾦物等を⽤いて直接緊結するか、床を介して緊結してください。(下図参照)



標準柱頭仕様(ビス接合)以外の接合を使用される場合、BS耐力壁柱頭部と横架材はベースセッターが負担するせん断力を適切に伝達できる接合としてください。


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